理事長 高橋昇四郎
新年明けましておめでとうございます。
社会福祉法人高栄会も13年目の新春を迎えることができました。
これもひとえに入居者様、職員、御家族の皆様、地域の皆様の御支援の賜物と
深く感謝しています。昨年は新型コロナウィルス感染症が猛威を振るい大変な
1年でした。そんな中、3カ所目の保育園の設立を進める計画もあり、保育園
2カ所、障害者多機能型施設、特別養護老人ホームの運営に携わっている高栄
会といたしましては、治療薬が開発されずワクチンの接種を待つ間、安心、安
全であるべき施設内にウィルスが持ち込まれることは、絶対に避けなければな
りません。
施設内感染がおこった場合、ウイルスが外部から持ち込まれることが多く、そ
の媒体となりうるのは、職員、御家族、面会者、外部者であり、感染対策マニ
ュアルをもとに、一人一人が正しい感染予防の知識を身に付け確実に実行し、
施設内感染管理体制に万全に規すよう努めています。しかしコロナウィルスは
目に見えないもので、どこから入ってくるかわかりません。高齢者を抱える法
人のトップとして入居者の方への感染のリスクを減らし、職員が安心して働け
る職場にと一歩進んだ対策をと考えて施設の入口に除菌ブースを設置しました。
特養では初めての試みだという事ですが、自分の家族や、自分が入りたい施設
を目指している高栄会として、入居者、利用者の安全確保は施設の責務であり、
一人でも感染者を出すことなく、今後も質の高いサービスを提供していきたい
と思っております。